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空気読めないって英語ある?

日本って他人のことを思いやる、悪く言えば他人のことを気にしすぎる文化と言われています。他人のことを考えず、的外れなことをすると「あいつ、空気読めない」「KY」って言われますよね。 これって日本独特の言葉で、多くの外国では“空気読めない”っていう微妙な考え自体がないんだろうな、とずっと思ってきました。なのでそんな表現は英語でもないのだろうと。 いや、それがあったんですよね。今回の新型コロナに関連して多くその表現がTwitterで見られました。 Tone-deafが近い? tone-deaf (tone deafとも書く)は形容詞で、普通の意味だと“音痴”。たぶん、学校で使っている英和辞典だとその意味しか出てないと思います。しかし、そこから派生してほぼ“空気読めない”と同じ意味で使われています。 ちょっと前、安倍首相がリビングルームに座って星野源とYouTube勝手に共演して炎上しましたが、それを英語圏の人々はtone-deafと言って非難していました。 Abe criticized as tone deaf after lounge-at-home Twitter video Japan Times 安倍首相もクオモ知事も… そして、最近、ニューヨーク州知事であるクオモ氏も色んな人に言われてしまいました。 なんと、クオモ氏、自分で描いたポスター(!)が炎上してしまったんですね。ニューヨークでみんながこうやって新型コロナと戦ったという自画自賛っぽいポスター。19世紀ごろのポスターアート風ということですが…。 The Sea of Division. The Boyfriend Cliff. The Sun On The Other Side. See it all for yourself. Pre-order the #NewYorkTough poster here: — Andrew Cuomo (@NYGovCuomo) July 14, 2020 これについて、多くの人が「32,000人もの亡くなった人が描かれていない」「tone-deafだ」と批判していて、炎上しています。特に新型コロナで身内を亡くし人は、これはtone-deafで耐え難いというようなことを言っています。しかもこのポスターをオンラインで販売しているとなれば、それはそうなるでしょう…。 どこの国でもこの非常事態のなかで、リーダーが同じような失態ともいえることを起こしているのですね…。 関係ないですが、クオモ知事って絵がうまいんですね。驚きました。 追記:後から検索して知りましたが、クオモ知事がラフ書いて、それを職人が仕上げるみたいです。1から10までやっている暇ないですよね、そりゃ!

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日常

Stay Homeでパンを焼く

最近、日本でも#StayHomeや#StayAtHomeはすっかりおなじみのハッシュタグになってしまいました。いつまでこの状態が続くのでしょうかね…。 ずっと家にいる生活が長くなってくると、人間なにか作りたくなるんでしょうか。少し前から私のSNSのタイムラインでも、家で焼いたパウンドケーキ、クッキー、パンの写真を目にすることが多くなりました。そういえば、小麦粉は普段より売れているとか。 在宅勤務なのにそんな時間あるの? 私は以前から基本的に在宅勤務なので、こんな状況下でも、ありがたいことに今のところ変わらず仕事をさせていただいています。在宅勤務になった人たちも場所が変わっただけでさぞかし忙しいんだろうなと思っていましたが、結構パンなんかを焼いているんですね。私はとうていパンを焼く時間なんてないのに不思議だなぁと思い、なんとなくTwitterでつぶやいてみました。 My life hasn’t changed much because I usually work from home. Then I look at social media, a question came up. Even if you are at home, you still have to work, right? How can people have time to make cake, bread, watch movies and stuff? @akikohayashi そしたら、何人かの人が、通勤時間がないからその分の時間でパンを焼いたりしているのでは?自分はそうだ、という回答してくれました。 なるほど。そうなんだ〜、とへらへら返事をしていたのですが、その後、深刻な内容の返信も…。 –––失業した、という人からです。2人のニューヨーク在住の方(日本人ではない人)でした。仕事がないから空いた時間を使って何でもいいからやっている、と。何もしてないと不安ですよね…。 その返信ツイートをみて、「ああ、なんて私は思いやりがないツイートをしてしまったんだ」と思いましたが、返信をくれたうちのひとり(フォロー外からの人でした)に休業や失業の補償はどうなっているのか興味があったので聞いてみました。 Are you going to get unemployment benefits? @akikohayashi その人は親切に詳しく説明してくれました。当面8月いっぱいまで仕事がなく、失業中はニューヨーク州の失業手当300ドルが毎週支給され、7月いっぱいまでは特別にボーナス手当としてさらに毎週600ドルが上乗せされる、とのことでした。 手厚いですね。アメリカ(それもニューヨーク)とデフレの日本ではそもそも生活コストが違いますが、それでもうらやましい。 なんとなくつぶやいたTweetへ、こんな深刻な内容の返信をもらってちょっと反省しています…。でもそのおかげで、マスコミ経由ではなく、遠く離れた国で実際に人々がどうやって生活しているのかがわかったのはよかったのかもしれません。 今回関連のハッシュタグ#quarantinebaking (quarantine baking) #isolationbaking (isolation baking)どちらも隔離ベーキング(直訳)の意味 今回関連の英語work from home …在宅勤務する。WFHと略されることもあるunemployment benefit …失業手当

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Shimura Ken

志村けん(あえて普段から呼んでいたように敬称なしで書きます)がコロナウイルス由来の肺炎で亡くなってからもうすぐ1週間経ちます。 ウイルス感染のニュースを聞いたときも信じられませんでしたが、まさか亡くなるとは思ってもみませんでした。しかもこんなに早く…。年齢的にドリフを見て育った世代で、しかも特に志村けんのことが大好きで大人になってもバカ殿とか見ていた身としては、今回のこの出来事は本当に、本当に、本当に、ショックです。 Twitterでは日本人はもちろん、外国人も志村けんについてツイートしています。アジア圏ではメジャー、欧米圏では日本に興味がある人なら知っているという知名度なのかもしれませんが、興味深いのが、英語のツイートで Shimura Ken (姓・名) でツイートしている人が結構いるということです。Ken Shimura (名・姓)も目にするのですが、同じくらいShimura Ken(姓・名)も目にします。 “シムラケン”って言いやすいし、なんといってもその響きであの顔が浮かんできます。“ケンシムラ”ではあの顔は浮かんできません。志村けんを知ってる人なら“シムラケン”でブランドが確立されていて、日本人外国人問わずみんなに愛されていたんだなと思いました。 最近、日本の慣習を尊重して対外国の用途でも“姓・名”で名前を統一するという考えが出てきています。これは日本人だけが言っているのではなく、日本を知る外国人もそう主張している人がいます。 数年前に地元の小学校での英語授業のボランティアをしたとき、カナダ人の先生(ALTではなく先生です)は徹底して“姓・名”で名前を書くようにと児童に言っていました。 現在中国や韓国は英語表記でも“姓・名”で統一しているので、英語表記で“姓・名”にするのは別に珍しいことではありません。これには日本人、(日本にゆかりのある)外国人問わず色んな意見があるみたいです。Facebookでずいぶん前に“姓・名”か“名・姓”かについての投稿があり、コメントを見ても意見がわかれていました。 “Shimura Ken”のようなケースは別として、私は、英語では“名・姓”(私の場合Akiko Hayashi)と表記するようになって長く、みんなそれで慣れているのだから今のままでいいんじゃないかな、と思っています。みなさんはどう思いますか? ちょっと話がそれましたが、日本は本当にすごい人を亡くしました。心からご冥福をお祈りします。もう少ししたらたくさんコントを見返してみようと思います。

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ニュース 英語ネタ

Social Distancing

SNSでここのところすごく目にする語句、social distancing。ちょっと前までは新型コロナウイルスに関連してquarantineという単語をよく目にしていたのですが、少し前からはsocial distancingですね。これは欧米で感染がより身近になってきた証拠でもあるでしょう…。 日本語で訳しにくい表現のうちのひとつかと思いますが、よく“社会距離戦略”と訳されています。 私はこの訳にピンと来ません。抽象的でなんのことかわからないですよね?社会的に距離をおくって??? イメージとしては、“人が集まるところ(society)”から“距離を置く(distance)”ってことでしょうか。 人と人との距離を1〜2mあけて、などの具体的なものから、イベントに参加するのは避ける、という広い意味まで含まれるようです。 日本でもこのように簡単に表現できる語句があれば便利なのに、と思います。 BBCがビデオでわかりやすく説明しています。Coronavirus: What is social distancing? 今回の関連英語Practice social distancing …social distancingを実行する

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トイレットペーパー騒動

アジアだけではなく、ヨーロッパなど他の地域にも広まりつつあるコロナウイルス、SNSはウイルス関連の話題で埋め尽くされています。 最近デマによって起こった、買い占めによるトイレットペーパーの品薄。私は買いに行かなかったのですが、おかげで家にあるトイレットペーパーはあと4巻。不安ですが、騒動ももうそろそろ落ち着いてきたところなので大丈夫かな…。 さてこのトイレットペーパー・パニック、日本だけかと思いきや、他の国でも同じ現象が起きているんですね。 Twitterでは、ちょっと前からオーストラリアを筆頭に、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツの買いだめツイートを見ました。 #ToiletPaperPanic#ToiletPaperApocalypseなどのハッシュタグで賑わっています。特にApocalypse(アポカリプス)なんておもしろいですよね、世界の終末なんて…。Zombie Apocalypseなんてのは普通に聞きますけどね😆 特にオーストラリアの騒動は日本も負けてしまうくらい…。文字通りトイレットペーパーを巡って女性が叫んで戦っている映像も。しまいには警察呼んでましたね😣 他の国でも同じような状況になっていましたが、トイレットペーパーだけってわけではなく、手の消毒ジェルやマスクをはじめ、水、缶詰、米(主にアジア系の人)、さらには小麦粉なども買いだめしてるみたいで、映像もちらっと見ましたがその量は日本人から見ると半端ない感じ…。 どうやら、いつなんどき14日間の隔離生活を送るはめになるかもしれないということで、14日分の保存食を買いに来ている人が多いみたいです。 ドイツの厚労省みたいなところでは、サバイバル食品リストを発表してるみたいです。じゃがいも、豆類、乳製品が入っているところがヨーロッパですね。ちなみにドイツに住んでる友達も言ってましたが、買いだめはドイツやオランダでは“Hamster buying”と言うらしい。ハムスターが頬にナッツなんかを貯めることから来てるそうです。(参考記事) 追記そしてアメリカでは銃が普段より売れているみたいですね。ちょっと前に読んだんですが、やっぱり本当だったんだ…。 関連英単語Stockpile 買いだめする、備蓄Panic buy パニック買いする、Panic buying パニック買いHand sanitizer 手の消毒剤

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下船して自由な人

ダイヤモンドプリンセス号から、陰性だった人の下船が終わりましたね。日本では下船してから新たに強制的な隔離はないものの、外出の自粛のお願いをしているようで、下船したほとんどの人は屋内にとどまって様子見しているようです。 おつかれさまです。 が、チャーター便で帰国するのを拒否し、日本に残る選択をしたあるアメリカ人のツイッターを見てみると…。 最初から 「チャーター便になんか乗らない。飛行機でうつるかもしれないから日本に残って陰性を証明し、14日間日本に滞在する(アメリカに帰るとさらに14日間の強制隔離生活が決まっているから)」 と言っていました。 私は、この人かしこいな。と思ってました。他の人もYou’re smart! など同じようにツイートで返信してました。 でも日に日に、下船したら自由に行動する、というようなことを宣言しはじめ、日本在住の私は違和感を覚えました。それでも海外にいるほとんどの人の反応はいまだ、Smart!(かしこい!)だったところ、ぽつぽつと 「ホテルのスタッフにダイヤモンドプリンセスにいたことを伝えるのか?伝える必要があると思うけど」 という反応が出始めました。日本在住の外国人からです。 で、この方、晴れて陰性となり下船したようですが、どうやら奥様と東京を闊歩しているようで、外出を楽しんでいる様子を次々アップ。 そこで一気に 「ホテルでルームサービスで食事するんじゃなかったのか」「外出を自粛しないなんて自分勝手」「レストランやホテルの人にちゃんと事情を説明したのか」「ホスト国に失礼」 などのコメントが国内外の外国人から相次ぐように。もちろんCongratulations! Enjoy! も多くありましたが。 こいつ、ひどいな、と思いました。が…船で仕事していた厚労省職員もPCR検査させてもらえず、通常の業務に戻ってるんだから、このアメリカ人のことを特に神経質に気にするのもなんだか無駄な気もしてきたりして…。 ですが、きちんと自主的に隔離してる人もいるんですからね。それこそ、ホスト国に対して思いやりをもって、もう少し謙虚にしてほしいです。 追記後日この方のツイートを見てたんですが、どうやら日本滞在中きちんと行動されていたみたいですね。熱も測り、ホテルにもきちんとダイヤモンド・プリンセスに乗船していた旨を伝えていたと思われます。本当はちゃんとした人なのに、Twitter上ではクールに装ってたって感じでしょうか。 今回関連の英単語disembark …下船するquarantine …隔離、隔離する。in quarantine 隔離されてself-quarantine …自主隔離する

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ダイヤモンドプリンセス号のTweet

クルーズ船、ダイヤモンドプリンセスが横浜港に停泊してからしばらく経ちます。乗客、クルー、また医療従事者の方、コロナウイルスの感染が心配ですね。 何日か前から、乗客の方たちのTwitterアカウントをフォローしています。日本語、英語両方です。どの方もストレスフルな環境のなか、がんばっていらっしゃいます。私も応援する気持ちで毎日見ています。 イギリス人のTweetでなるほどな、と思ったことが。やはり一刻も早く自国に帰りたいイギリス人乗客が、首相に頼んでもらちが明かなさそうだからと、イギリス人富豪のリチャード・ブランソン氏にTwitterで援助を求めています。 ブランソン氏は有名なアントレプレナーでヴァージン・グループ会長。ヴァージン・アトランティック航空の飛行機を出してくれるかもしれないですよね! イギリスの人が助けを求めるのもなるほどなって感じです。日本だったら誰に助けを求めるでしょうか?